OSはじめました
Yeah!めっちゃホリディ!ってことで夏休みなので普段やらないことやろうと思いまして、OS自作の本↓を買って作り始めました。
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川合 秀実 毎日コミュニケーションズ 2006-03-01
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2006年が初版のようですが、いまだに名著との声が多かったのでやってみることにしました。
以下、2018年現在に上記の本に取り組む際の手順などをメモがてら残していこうと思います。
前提(開発環境)
以前レストアしたWindowsマシンを使って開発する。
OS | Windows10 Pro 64bit |
RAM | 16GB |
※私の環境はこうですというだけで、別にWindows10やProであることが必須ではないです。
メモリも16GBもなくても問題ないと思います。
ただChrome等のブラウザで調べ物をしつつ後述のVirtualBox等仮想化環境を動かすとそれなりにメモリを食うので、たくさんあるに越したことはありませんね
ツール(アプリケーション)
- BinaryEditorBz
バイナリエディタ. この本の読者はテキストエディタよりも先にバイナリエディタに触れることになる…! - Oracle VirtualBox
VM(Virtual Machine, 仮想マシン).
本ではフロッピーディスクに作成したOSイメージを焼いてそのフロッピーからブートする手順が書かれているが、もちろん2018年にフロッピーディスクなんて使わない.
今回の肝はこのVirtualBoxを使ってどう作成したOSを動かすかというところ.
大まかな流れ
今回はとりあえずチャプター1「(一日目) PCの仕組みからアセンブラ入門まで」の前半、バイナリエディタでOSイメージファイルを作成してVirtualBoxでブートして画面に”Hello, world”と表示させるところまで.
- バイナリエディタ(Bz)でhelloos.imgファイルを作成
- VirtualBoxで仮想マシンを新規作成し、手順1で作成したimgファイルをマウント
- OSを起動し画面に”Hello, world”が表示されるのを確認
という流れになる。尚、上記手順では前提となるツール(バイナリエディタBzとVirtualBox)のインストール作業は割愛している。
1 バイナリエディタ(Bz)でhelloos.imgファイルを作成
2 VirtualBoxで仮想マシンを新規作成し、手順1で作成したimgファイルをマウント









3 OSを起動し画面に”Hello, world”が表示されるのを確認
いよいよOSを起動する。


まとめ
というわけで、Oracle VirtualBoxを利用して無事にHariboteOS(厳密にはこの時点ではhelloos.imgというプログラム)を起動することができた。
本の添付ディスクの中にフロッピーディスクを焼くためのツールなどが同梱されているようだが、それはもう使うこともなく、作業を進められるということで、少し手順が楽になっている?と思われます。
今後も本を進めつつ、ハマったところなどがあればこちらで投稿してみようと思います。
とりあえず今日のところはここまで。お疲れ様でした。